安全上の重要な注意事項
安全上の留意項目および使用方法をよく読み、いつでも参照 できるように保管してください。
1. このガイドをよくお読みください。
2. 必要な時にご覧になれるよう、本書を保管してください。 3. すべての注意事項に留意してください。
4. すべての指示に従ってください。 5. この製品を水の近くで使用しないでください。 6. 清掃の際は乾いた布を使用してください。
7. 通気孔は塞がないでください。製造元の指示に従って設置してください。
8. 電源コードが踏まれたり挟まれたりしないように保護してください。特に電源プラグやテーブ ルタップ、機器と電源コードの接続部などにはご注意ください。
9. 必ず製造元より指定された付属品、あるいはアクセサリーのみをご使用ください。 10. 製造元の指定する、または製品と一緒に購入されたカート、スタンド、三脚、ブラケッ
ト、台以外は使用しないでください。カートを使用する場合、製品の載ったカートを移 動する際には転倒による負傷が起きないよう十分注意してください。 11. 雷雨時や長期間使用しない場合は、電源プラグを抜いてください。
12. 修理が必要な際には、カスタマーサービスにお問い合わせください。製品に何らかの損傷が 生じた場合、例えば電源コードやプラグの損傷、液体の侵入や内部への異物の落下、雨や水 蒸気との接触、動作の異常、製品本体の落下などの際には、直ちに電源プラグを抜き、修理を ご依頼ください。
警告/注意:
この製品には磁性材料が含まれています。体内に埋め込まれている医療機器への影響につ いては、医師にご相談ください。
• この製品は屋内の水を使用するエリア(屋内プール、屋内ウォーターパーク、浴室、サウナ、スチ ームサウナ、屋内スケートリンクなど)での設置または使用を意図していません。
• 火災や感電を避けるため、雨の当たる場所や液体のある場所、湿度の高い場所で製品を使用し ないでください。IPX4-9に準拠した製品には適用されません。
• 火気や熱源などの近くで使用しないでください。火の付いたろうそくなどの火気を製品の上や 近くに置かないでください。
• 許可なく製品を改造しないでください。
• インバータ電源は使用しないでください。
• 車内や船上などで使用しないでください。
• この製品は必ず電源が供給されている状態で使用してください。
• 暖炉、ラジエーター、暖房送風口、その他の熱を発する装置(アンプを含む)の近くにブラケットを 取り付けたり、製品を設置したりしないでください。
• ToneMatch® T4S/T8Sミキサーの設置に不安定な三脚(スタンド)を使用しないでください。 ミキサーと三脚(スタンド)は、4インチ(6 mm)のネジで固定するように設計されています。 全体のサイズが214 x 311 x 83 mm、最低重量が1.9 kgのミキサーを確実に保持できる三脚 (スタンド)を使用してください。T4S/T8Sミキサーのサイズと重量を保持できるように設計さ れていない三脚(スタンド)を使用すると、不安定で危険な状態となり、負傷につながる可能性 があります。
• のどに詰まりやすい小さな部品が含まれています。3歳未満のお子様には適していま せん。
注記:
• この製品に付属するスピーカーケーブルと機器相互配線用ケーブルは、壁埋め込み用に認可さ れていません。隠ぺい配線を行う際は、お住まいの地域の法令等に準拠したケーブルや施工法 をご確認ください。詳しくは専門の施工業者にご相談ください。
• 万一の事故や故障に備えるために、電源プラグはよく見えて容易に手が届く位置にあるコンセ ントに接続してください。
• 空気の流れが妨げられる恐れがあるため、製品を壁のくぼみや密閉された家具の中には置か ないでください。
規制に関する情報
This device complies with part 15 of the FCC Rules and with Industry Canada license-exempt RSS standard(s).Operation is subject to the following two conditions: (1) This device may not cause harmful interference, and (2) this device must accept any interference received, including interference that may cause undesired operation.
This product conforms to all applicable EU directive requirements.The complete Declaration of Conformity can be found at
www.Bose.com/compliance.
Information About Products That Generate Electrical Noise (FCC Compliance Notice for US)
Note: This equipment has been tested and found to comply with the limits for a Class A digital device, pursuant to part 15 of the FCC Rules.These limits are designed to provide reasonable protection against harmful interference when the equipment is operated in a commercial environment.This equipment generates, uses, and can radiate radio frequency energy and, if not installed and used in accordance with the instruction manual, may cause harmful interference to radio communications. Operation of this equipment in a residential area is likely to cause harmful interference in which case the user will be required to correct the interference at one’s own expense.
Changes or modiications not expressly approved by Bose Corporation could void the user’s authority to operate this equipment.
Shielded cables are required to maintain regulatory compliance.
Part Name
Toxic or Hazardous Substances and Elements
Names and Contents of Toxic or Hazardous Substances and Elements
PCBs
Metal parts
Plastic parts
Speakers
Cables
This table is prepared in accordance with the provisions of SJ/T 11364.
0: Indicates that said hazardous substance contained in all of the homogenous materials for this part is below the limit requirement of GB/T 26572.
X: Indicates that said hazardous substance contained in at least one of the homogenous materials used for this part is above the limit requirement of GB/T 26572.
Lead (Pb) Mercury (Hg) Cadmium (Cd) Hexavalent (CR(VI)) Polybrominated Biphenyl (PBB) Polybrominated diphenylether (PBDE) X X 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 X X
目次
はじめに
製品概要 . . . 5
製品の特長 . . . 5
内容物の確認 . . . 5
コントロールパネルと接続パネル
T4S ToneMatch® Mixer . . . 6コントロールパネル . . . 6
接続パネル . . . 7
T8S ToneMatch® Mixer . . . 8
コントロールパネル . . . 8
接続パネル . . . 9
システムセットアップ
保護カバーの取り外しと取り付け . . . 10設置のヒント . . . .11
カメラ用三脚を使ったT4S/T8Sの設置 . . . .11
T4Sのデジタル接続 . . . 12
T4S/T8Sのアナログ接続 . . . 13
ToneMatch®パワーサプライとの接続 . . . 14
T4S/T8Sとコンピューターの接続 . . . 15
T4S/T8Sとフラッシュドライブの接続 . . . 15
操作
T4S/T8Sのディスプレイ表示 . . . 16入力ゲインと出力ボリュームの最適化 . . . 17
マスターボリュームコントロールの使用 . . . 18
チャンネル信号のミュート . . . 18
チャンネルエフェクトのミュート . . . 18
ロータリーセレクターの使用 . . . 19
チャンネル毎の音の編集 . . . .20
Pan/Auxの機能を使う . . . .20
チューナーを使う . . . .20
目次
グローバルファンクションの使用 . . . 27
リバーブタイプを選択する . . . 27
Prefsユーティリティを使う . . . 28
シーンの読み込みと保存を行う . . . .30
シーンをシェアする . . . 33
Bose Scene . . . 35
工場出荷時の設定 . . . 35
Singer/Songwriter(シンガーソングライター) . . . .36
DJ/Playback(DJプレイバック) . . . 38
Full Band(フルバンド) . . . 40
工場出荷時の設定
工場出荷時の設定 . . . .42お手入れについて
故障かな?と思ったら . . . .43お手入れについて . . . .46
技術仕様 . . . .46
追加資料
連絡先情報 . . . 47輸入者情報 . . . 47
その他の情報 . . . 47
はじめに
製品概要
T4S/T8S ToneMatch® Mixerは、すべてのアーティストのために設計されたコンパクトな4/8チャンネルミキサーです。高性能なDSPエンジン と直感的でわかりやすいユーザーインターフェースからスタジオ並みのイコライザー、ダイナミクス、エフェクトのプロセッシングが実現します。内蔵 のBose® ToneMatch®プロセッシングとzEQが驚きのサウンドを創り出します。特にボーズL1/F1システムと使うと、まさに、細部まで入念に作り込 まれた高品位なサウンドが響き渡ります。ToneMatchミキサーは頑丈な設計に加えて、直接操作できるコントロール、見やすいLEDディスプレイ、 シーンリコール機能を搭載。ステージ上で思い通りのパフォーマンスを発揮できます。ToneMatchミキサーはステージ上でパフォーマンスを繰り広 げるすべてのアーティストのために開発された究極のミキサーです。
製品の特長
高品位なオーディオプロセッシング
• 先進のデジタルオーディオプロセッシングによる最新のスタジオ品 質のエフェクト
• コンプレッサー、リミッター、ディエッサー、ノイズゲート、コーラス、フ ランジャー、フェイザー、トレモロ、ディレイ、リバーブを搭載
• ナチュラルなボーカル、楽器のサウンドを生み出すBose® ToneMatch®プロセッシング
• ToneMatchプリセットに合わせてサウンドを素早く効果的に補正 するzEQ
• ToneMatch、イコライザー、ダイナミクス、エフェクトの設定はチャン ネル毎に独立
• Aux出力専用のリバーブと、全チャンネルで共有されるシェアード リバーブ
• マスター出力には会場の音響特性の補正に役立つイコライザーを 装備
• ボーズL1/F1システムと組み合わせると、入力から出力まで自由に 音質を調整可能
シームレスなライブコントロール
• ミュージシャンやDJのライブステージのために設計された、直接操 作できるコントロールとインジケーター
• すぐに使えるユーザーインターフェース
• タップテンポディレイ、クロマチックチューナー、リコール可能なシーン 機能を搭載
• ほの暗いステージでも読みやすく使いやすいLEDディスプレイと自 照式コントロール
小さいボディーに凝縮された高い接続性
• 小さなデジタルステレオミキサーが持つ、これまでにない高い接続 性と多彩なコントロール
• 4ch(T4S)、8ch(T8S)の入力には高品位オーディオプリアンプを 採用し、マイクと楽器のためのXLRコンボジャック、オンオフ可能な ファンタム電源を搭載
• 2chのAux入力、2ch(T4S)/4ch(T8S)のAux出力を装備
• USBドライブ再生とPC/Macとの接続をサポートする USB-A、USB-B端子を装備
• ToneMatch接続によるデジタルオーディオ出力とパワー給電 (T4Sのみ)
• バランス4インチTRSフォーンとXLR(TS8のみ)のステレオ出力
• 独立したヘッドホン出力
ライブ演奏に欠かせないパートナー
• 頑丈なエンクロージャーにマグネット式の保護カバーを装備し、コン トロールとコネクターを保護
• Bose L1 Model IIまたはL1 Model 1Sシステムとの間で、デジタル オーディオ信号の通信と給電を行うToneMatchケーブルを同梱 (T4S)/ユニバーサル電源アダプターを同梱(T8S)
• エンクロージャーの下面に設けられたインサートを利用することによ り、豊富なカメラ用標準マウントアクセサリーで使いやすく手元に設 置することが可能
付属品の確認
付属品に不足がないか、以下の表でご確認ください。
コントロールパネルと接続パネル
T4S ToneMatch
®
Mixer
コントロールパネル
図1.T4Sコントロールパネル
q入力信号/クリップLED(1~4)– 入力信号の状態を色で表示します。
緑色: 入力信号が検出されていることを示します。
赤色: 入力信号がクリッピングを起こしていることを示します。
wトリムコントロール(1~4)– 各チャンネルの入力感度を調整します。
eディスプレイ– ファンクションメニュー、システム情報を表示します。
rエディットコントロール– 回転ダイヤル/プッシュボタン式の3つのコントロールにより、ディスプレイに表示される項目/
値の選択/調整を行うことができます。
tチャンネルエディットボタン(1~4)– 設定の変更を行うチャンネルを選択します。
y FXミュートボタン(1~4)– 選択したチャンネルのモジュレーション、ディレイ、リバーブのエフェクトをバイパスします。
uボリュームコントロール(1~4)– 各チャンネルの音量を調整します。
q
w
i
u
y
t
r
e
d
s
a
o
コントロールパネルと接続パネル
図2.T4S接続パネル
接続パネル
q電源スイッチ– ミキサーの電源をオンオフします。
w USB2.0(Bタイプ)コネクター– コンピューターとの接続に使用します。
e USB2.0(Aタイプ)コネクター– USBフラッシュドライブに保存されたオーディオソースをストリーミング再生する時に使用し ます。
rアナログL/R出力– メインのアナログ出力です。バランス1/4インチTRSフォーンケーブルまたはアンバランスTSフォーンケ ーブルを接続します。
t AUX出力– 2chのユーザー定義可能なアナログ出力です。イコライザーとエフェクトをかける前、イコライザーとエフェクトを
かけた後、フェーダー後のいずれかの信号を出力するように構成できます。バランス1/4インチTRSフォーンケーブルを接続 します。
y AUX入力– アナログ入力(ch5/ch6)です。バランス1/4インチTRSフォーンケーブルまたはアンバランスTSフォーンケーブ ルを接続してラインレベルの信号を入力します。ステレオ信号の入力として使用することができます。
USB AUDIO
M( )
MONO
w
e
r
t
y
u
i
コントロールパネルと接続パネル
T8S ToneMatch
®
Mixer
コントロールパネル
図3.T8Sコントロールパネル
q入力信号/クリップLED(1~8)– 入力信号の状態を色で表示します。
緑色: 入力信号が検出されていることを示します。
赤色: 入力信号がクリッピングを起こしていることを示します。
wトリムコントロール(1~8)– 各チャンネルの入力感度を調整します。
eディスプレイ– ファンクションメニュー、システム情報を表示します。
rエディットコントロール– 回転ダイヤル/プッシュボタン式の3つのコントロールにより、ディスプレイに表示される項目/値
の選択/調整を行うことができます。
tチャンネルエディットボタン(1~8)– 設定の変更を行うチャンネルを選択します。
y FXミュートボタン(1~8)– 選択したチャンネルのモジュレーション、ディレイ、リバーブのエフェクトをバイパスします。
uボリュームコントロール(1~8)– 各チャンネルの音量を調整します。
iミュートボタン(1~8)– 各チャンネルのオーディオ出力をミュートします。
q
w
i
o
g
a
s
d
f
コントロールパネルと接続パネル
図4.T8S接続パネル
接続パネル
q電源スイッチ– ミキサーの電源をオン/オフします。
w USB2.0(Bタイプ)コネクター– コンピューターとの接続に使用します。
e USB2.0(Aタイプ)コネクター– USBフラッシュドライブに保存されたオーディオソースをストリーミング再生する時に使用し ます。
rアナログL/R出力– メインのアナログ出力です。1/4インチバランスTRSフォーンケーブルまたはアンバランスTSフォーンケ ーブルを接続します。
t AUX出力– 4chのユーザー定義可能なアナログ出力です。イコライザーとエフェクトをかける前、イコライザーとエフェクトを
かけた後、フェーダー後のいずれかの信号を出力するように構成できます。バランスTRSフォーンケーブルまたはアンバラン スTSフォーンケーブルを接続します。
y AUX入力– アナログ入力(ch9/ch10)です。バランスTRSフォーンケーブルまたはアンバランスTSフォーンケーブルを接続
M( )
MAIN OUT USB AUDIO
MONO
q
w
e
r
t
y
u
i
システムセットアップ
保護カバーの取り外しと取り付け
梱包箱から取り出したT4S/T8S ToneMatch®ミキサーにはトップパネルの上に保護カバーが取り付けられています。このカバ ーはミキサーの運搬または保管時にコントロールパネルを保護するように設計されています。
保護カバーの取り外し:
1. カバー正面にあるノッチに親指をかけ前方にスライドさせます。
2. カバー後方をつかみ、引き上げて取り外します。
保護カバーの取り付け:
1. カバーをミキサーに沿わせて後方から前方へスライドさせます。
2. マグネットカバーは定位置に引き寄せられミキサーに固定されます。
システムセットアップ
図6.T4Sへのブラケットの固定 図8.ブラケットを用いたT4Sの三脚への設置
図7.T4Sに装着されたブラケット
設置のヒント
T4S/T8Sには4インチ(6 mm)ネジでの固定を可能にするネジ穴が設けられています。このネジ穴を使用すると、4インチ
(6 mm)ネジで固定するカメラの三脚など市販の数多くの製品にT4S/T8Sを設置することができます。
カメラ用三脚を使った
T4S/T8S
の設置
1. 三脚の脚を広げ高さを調整して固定します。
2. 三脚の上部に付いているブラケットを取り外し、そのブラケットをT4S/T8Sの底部にネジで固定します。T4S/T8Sに設けら れた回り止めの小さなくぼみにブラケットの突起部を合わせるようにします。図6を参照してください。
システムセットアップ
T4S
のデジタル接続
1. L1 Model 1S/IIとT4Sの電源がともにオフであり、T4Sのマスター音量調節が最小の位置にあることを確認します。
2. ToneMatch®ケーブルの片側をT4Sのパワーポート/デジタルメイン出力Rコネクターに接続します。ToneMatchケーブル
の反対側をパワースタンドのToneMatchポートに接続します。
注: T4Sを2台のL1 Model 1S/IIパワースタンドと接続する場合は、2台目のパワースタンドとT4Sのデジタルメイン出力Lコ ネクターをToneMatchケーブルで接続してください。
3. ミキサーの電源を先に入れ、次にL1 Model 1S/IIパワースタンドの電源を入れます。
4. 楽器を接続し、レベル調整を行います。17ページの「入力ゲインと出力ボリュームの最適化」を参照してください。
図9.2台のL1 model II systemにT4Sをデジタルで接続
USB AUDIO
M( )
MONO
システムセットアップ
T4S/T8S
のアナログ接続
1. T4S/T8Sに接続する機器とT4S/T8Sの電源がともにオフであり、T4S/T8Sのマスター音量調整が最小の位置にあること
を確認します。
2. T8SのXLRステレオ出力と、1台ないし2台の機器をバランスXLRケーブルで接続します(図10を参照してください)。
注: T4S/T8SはアナログR出力からTRSフォーンケーブル(別売)を使って1台の機器と接続することも可能です。TRSフォー ンケーブルの反対側を機器の入力ポートに接続します。T4S/T8Sを2台の機器と接続する場合は、2台目の機器を、TRSフォ ーンケーブルを使ってT4S/T8SのアナログL出力に接続します。
3. ToneMatch®パワーサプライをT4S/T8Sのパワーポートに接続し、AC電源プラグをコンセントに差し込みます。14ページの
「ToneMatch®パワーサプライとの接続」を参照してください。
4. T4S/T8Sミキサーの電源を先に入れ、次に機器の電源を入れます。
5. 楽器を接続し、レベル調整を行います。17ページの「入力ゲインと出力ボリュームの最適化」を参照してください。
図10.2台のF1システムにT8Sをアナログで接続
M( )
MAIN OUT USB AUDIO
MONO
(
M USB AUDIO
(
)
M MAIN OUT
()
システムセットアップ
ToneMatch
®
パワーサプライとの接続
ToneMatchパワーサプライはT4S/T8Sミキサーに電源を供給します。
1. T4S/T8Sパワーポートにパワーサプライケーブルを接続します。
2. AC電源コードの片側をToneMatchパワーサプライに接続します。
3. AC電源コードの反対側を、コンセントに差し込みます。
4. T4S/T8Sの電源スイッチをオンにします。
注: T8Sに付属のToneMatchパワーサプライはT8Sの動作に必須です。ToneMatchパワーサプライはT4Sには付属していません。 (日本ではT4SにToneMatchパワーサプライは同梱されます。)
システムセットアップ
T4S/T8S
とコンピューターの接続
T4S/T8SはUSBポートでコンピューターと接続することができます。これにより、T4S/T8Sで作成したパフォーマンスシーンをコ
ンピューターにダウンロードしたり、T4S/T8Sにシステムアップデートをインストールしたりできます。システムアップデートにつ いての詳しい情報は、www.Bose.com/livesoundを参照してください。
また、コンピューターと接続したT4S/T8Sはレコーディング/再生用の汎用USBデバイスとして利用することも可能です。
注: T4S/T8Sは48 kHz/24ビットで動作します。コンピューターのレコーディング用ソフトウェアでT4S/T8Sを使うときは、48 kHz/24ビット動作のソフトウェア設定が必要になる場合があります。
注: T4S/T8Sをコンピューターと接続するにはA-BタイプのUSBケーブル(付属していません)が必要です。
1. ミキサーをパワーソース(ToneMatch®パワーサプライはT4S/T8S対応、L1 Model 1S/IIはT4Sのみに対応)と接続します。
2. USBケーブルの片側のプラグをミキサーのUSB2.0(Bタイプ)ポートに接続します(図12)。
3. USBケーブルの反対側のプラグをコンピューターのUSBポートに接続します。
4. ミキサーの電源を入れます。
図12.T4SとコンピューターのUSB接続
ToneMatchポート - L1 Model 1S/II system、ま たはToneMatchパワーサプライと接続します。
電源スイッチ
USBケーブル (A-Bタイプ)
コンピューターの
USBポートへ
T4S/T8S
とフラッシュドライブの接続
WAV/MP3のファイルが入ったUSB2.0/3.0規格のフラッシュドライブをT4S/T8SのUSB2.0(Aタイプ)のポートに接続すること
で、WAV/MP3のオーディオトラックをT4S/T8Sで再生することができます。
操作
T4S/T8S
のディスプレイ表示
ディスプレイにはミキサーを操作するときに必要な情報が表示されます。図14はディスプレイの表示の一例で、その表示項目、内 容、ユーザーインターフェースのためのシンボルといった基本的な約束事についての説明が書かれています。ディスプレイに表 示される内容はロータリーセレクターの位置に応じて変わります。
図14.ディスプレイ表示の例
Ch 1
Type Time Mix
Digital 250ms 30% Delay
Fdbk.
All Channels
*Bose Scene 01
Load Shared Save
Scenes
選択中のチャンネルが 表示されます
コントロールボタンを押すことで設定パラメーター が切り替わることを示すシンボルです
パラメーターの値が視覚的に表示さ れます
ロータリーセレクターで選択している機 能が表示されます
パラメーターの名称とその設定、ある いは設定値が表示されます
回転ダイヤル/プッシュボタンの 両機能を備えるコントロールです コントロールを回すことで設
定が変わることを示すシンボ ルです
アスタリスク(*)はロードさ れているシーンが更新され ていることを示します
操作
入力ゲインと出力ボリュームの最適化
高品質なサウンドを実現するためには、入力チャンネルゲイン(トリム)、チャンネルボリューム、マスターボリュームを一緒に調整 する必要があります。各チャンネルに対して以下の操作を行います。
1. トリム、チャンネルボリューム、マスターボリュームをすべて最小の状態まで絞ります。
2. 入力チャンネルのトリムを調整します。
A. 楽器(音源)に出力ボリューム調整が付いている場合は好みのボリュームに調整してください。
B. ステージで実際にパフォーマンスを行うときの強さで楽器(音源)をプレイします。
C. 入力信号/クリップインジケーターが緑になるまで、トリムコントロールをゆっくりと時計方向に回します。インジケータ ーが赤く点滅または点灯する場合は、トリムコントロールを反時計方向に回して信号レベルを少し小さくします。
D. Prefsメニューから選択できる入力レベルメーター(28ページ)を見て信号レベルを確認します。
警告: コンデンサーマイクなどのファンタム電源(+48 V)が必要な機器を使う場合は、ファンタム電源スイッチ を押した後でトリムコントロールを調整するようにします。
注: Prefsメニューから選択できる入力レベルメーターは、トリムレベルを調整するときに役立ちます(28ページを参照
してください)。
3. マスターボリュームコントロールを時計の12時の位置に合わせます。
4. 音量が目的のレベルになるまでチャンネルボリュームを時計方向にゆっくりと回します。
Input Level Preferences
Ch 3 Ch 1 Ch 2
Ch 4
Menu Reset Aux In
ピークレベルインジケーター
操作
マスターボリュームコントロールの使用
T4S/T8S ToneMatch®デジタル出力とアナログマスター出力の最終段の信号レベルがマスターボリュームコントロールで調整
されます。通常動作時は、マスターコントロールを12時の位置にして使うことをお勧めします。すべてのチャンネルの音量の調整 が済んだ後は、マスターボリュームをこの位置から自由に増減させて調整して構いません。
チャンネル信号のミュート
ミュートボタンは対応する各チャンネルのオーディオ信号をミュートします。
• あるチャンネルをミュートするには、対応するミュートボタンを1回押します。ミュートボタンが白く光り、そのチャンネルがミュート 状態にあることが確認できます。各チャンネルのディスプレイ画面には「CH MUTE」と表示されます。
• ミュートボタンをもう1回押すと、そのチャンネルのミュートが解除されます。ミュートボタンが消灯し、そのチャンネルがミュート 解除の状態にあることがわかります。
チャンネルエフェクトのミュート
FXミュートボタンは対応する各チャンネルのモジュレーション、ディレイ、リバーブのエフェクトのみをミュートします。ToneMatch
プリセット、zEQ、パラメトリックイコライザー、コンプレッサー/ゲートの設定はFXミュートではバイパスされません。
• あるチャンネルのエフェクトをミュートするには、対応するFXミュートボタンを1回押します。FXミュートボタンが白く光り、そのチ ャンネルのエフェクトがミュート状態にあることが確認できます。各チャンネルのディスプレイ画面には「FX MUTE」と表示され ます。
Ch 1
Category Utility
ToneMatch
CH MUTE
Flat
Preset
Ch 1
Category Utility
ToneMatch
FX MUTE
Flat
操作
ロータリーセレクターの使用
ロータリーセレクターによりToneMatch®ミキサーに搭載された各種ファンクションにアクセスすることができます。図15は9種 類のチャンネルファンクションと3種類のグローバルファンクションの概要をまとめたものです。以下のページでは、それぞれのフ ァンクションの使い方について説明していきます。
図15.ロータリーセレクター
チャンネルファンクション
q Pan/Aux -パン、AUX入力、AUX出力の設定を行います。
wチューナー-選択したチャンネルに接続された楽器の音程をチューニングすることができます。
e ToneMatch -楽器やマイクの特性を引き出すボーズ独自のTONEMATCHプリセットの設定を行います。
r zEQ -ZEQは選択されたTONEMATCHプリセットと連携して動作します。そのプリセットの楽器やマイクが持つ周波数帯域
を低音/中音/高音の帯域に分割しイコライズすることができます。
tパラメトリックイコライザー- パラメトリックイコライザーはチャンネル毎に専用に設定することができます。
yコンプレッサー/ゲート-ゲート、コンプレッサー、リミッター、ディエッサー、キックドラム用コンプレッサーなど多くのプリセット
を搭載しています。調整可能なパラメーターによりカスタマイズすることができます。
uモジュレーション-コーラス、フランジャー、フェイザー、トレモロといったモジュレーション系のエフェクトを設定することができ
ます。
ディレイ 種類のディレイタイプと、タップテンポディレイに対応しています。
e
o
y
d
r
a
u
q
t
s
i
操作
チャンネル毎の音の編集
チャンネル編集ファンクションにより選択したチャンネルの設定を行うことができます。チャンネル編集ファンクションにはPan/ Aux、チューナー、ToneMatch®、zEQ、パラメトリックイコライザー、コンプレッサー/ゲート、モジュレーション、ディレイ、リバーブ の各機能があります。
チャンネルの編集は次の手順で行います。
1. 目的のチャンネルのチャンネルエディットボタンCH Edit 1、 2、3、4、(T4S、T8S)5、6、7、8(T8Sのみ)を押します。ディスプ レイの左上のコーナー部分に選択したチャンネルが表示されます。
2. ロータリーセレクターを回して、使用するCH Edit(チャンネル編集)ファンクションを選択します。
3. 以下の各チャンネル編集ファンクションの説明を参照して設定を調整していきます。
注: 一度に編集できるチャンネルは1つです。CH Editボタンを押すことで選択されたチャンネルのみが編集可能になります。
Pan/Aux
の機能を使う
Pan/Auxファンクションでオーディオ信号のマスター出力L/Rへのルーティング、Aux入力、Aux出力のコントロールを行うこと
ができます。
Panを使う
Pan(パン)コントロールを使って選択中のチャンネルのオーディオ信号をステレオミックスの中の任意の場所に定位させること ができます。
1. 左のエディットコントロールを押すか回して「Pan」を「Menu」から選択します。
2. 「Pan」コントロールを回してLからRの目的の位置にオーディオを定位させます。
Aux入力5/6(9/10)
Aux入力5/6(9/10)を使って、モバイルデバイスなどからラインレベルの信号を入力します。
1. 左のコントロールを押すか回して「Aux In 5/6」を「Menu」から選択します。
2. 「5 Lvl」、「6 Lvl」のコントロールを回すことで、ch5、ch6の信号レベルを調整することができます。
3. 「5 Lvl」のコントロールを押すと「5 Pan」に機能・表示が切り替わります。同様に、「6 Lvl」のコントロールを押すと「6 Pan」
Ch 1
Menu Pan
Pan
操作
入力信号のAux出力へのルーティング
Auxファンクションにより、2chのAux出力(T4S)/4chのAux出力(T8S)への信号のルーティングが可能です。Aux出力は外 部機器と接続してさまざまな信号処理やレコーディング、SRシステムに信号を送ることができます。Aux出力の信号レベルはす べて個別に調整することができます。
注: Aux出力をミュートするには、「Level」コントロールを押します。コントロールをもう1回押すとミュートが解除されます。
1. 「Menu」コントロールを押すか回して信号を送るAux出力を選択します。
2. 「Level」コントロールを回して選択したチャンネルの信号レベルを調整します。
3. 「Tap」コントロールを回してタップメニューをスクロールし、目的のタップポイント(Aux出力に送る信号を引き出す位置)を ハイライトさせます。
A. Dry: After Preamp – プリアンプ段から完全にドライな(信号処理していない)信号がルーティングされます。
B. Pre: With EQ & Fx – プリアンプ段から信号処理の施された信号がルーティングされます。
C. Post: After Fader – チャンネルボリュームコントロールの後の信号処理の施された信号がルーティングされます。
4. 「Select」コントロールを押してタップポイントを選択します。「Cancel」コントロールを押すと何もしないでそのまま終了しま す。その時点で選択されているタップポイントの名前が太字で表示されます。
Ch 1
Menu Tap
Aux 1 Pre
Level
50%
Aux 1 Output
チューナーを使う
チャンネル毎に独立したチューナーが装備されています。ディスプレイの下方にチューニングに用いる音名が表示されます。チュ ーニングを始めると、ディスプレイにピッチインジケーターが表示され、演奏している音が基準よりも高いのか低いのかを確認す ることができます。カーソルが画面の中央に合うように楽器のピッチを調整します。
注:使用しているチャンネルのMuteボタンを押すことで、サイレントチューニングが可能です。
Ch 1
b #
操作
Ch 1
Category Vocal Mics
ToneMatch
Handheld Mics
Preset
Handheld Mics
Headworn Mics
High Gain: Bright High Gain: Normal
Select Cancel Ch 1
Category Utility
ToneMatch
Flat
Preset
Ch 1
Category Vocal Mics
ToneMatch
Headworn Mics
Preset Vocal Mics
Utility
Electric Guitars Acoustic Guitars Select Cancel
回す 押す
押す 回す
ToneMatch
®
プリセットを選択する
ToneMatchファンクションを使って、各チャンネルに接続する楽器、マイクに最適なToneMatchプリセットを選択できます。ボー
ズ独自のToneMatch®は、楽器やマイクが持つ本来のナチュラルな音色が再現されるようにシステムの音質を最適化します。プ
リセットはカテゴリー毎に分類されており、チャンネル毎に独立して選択することができます。
1. 「Category」コントロールを回しカテゴリーリストを表示して該当するカテゴリーをハイライトさせます。
2. 「Select」コントロールを押してカテゴリーを選択します。「Cancel」コントロールを押すと何もしないでそのまま終了します。
3. 「Select」を押した場合は、「Preset」コントロールを回してプリセットリストを表示し、目的のプリセットをハイライトさせます。
4. 「Select」コントロールを押してプリセットを選択します。「Cancel」コントロールを押すと何もしないでそのまま終了します。
Ch 1
Handheld Mics zEQ
zEQ
を調整する
zEQはToneMatchプリセットの技術に含まれる主要な機能です。zEQを使うと、選択された楽器やマイクのサウンドが持つ周波
数帯域を低音/中音/高音の帯域に分けて調整することができます。
zEQを調整するには、周波数帯域表示(「Low」、「Mid」、「High」)の下にあるコントロールを回します。
操作
パラメトリックイコライザーを調整する
パラメトリックイコライザーのファンクションにより、中心周波数を3つ持つパラメトリックイコライザーを設定できます。3つの中心
周波数は50 Hz~16 kHzの範囲で指定することができます。
注:「Select」コントロールを押すと、パラメトリックイコライザーの設定がバイパスされます。コントロールをもう1回押すとバイパ
スが解除されます。
1. 「Select」コントロールを押すか回して、パラメトリックイコライザーのバンド(1~3)を選択します。
2. 「Level」コントロールを回して、-15 dB~+15 dBの範囲でブースト(カット)のレベルを調整します。
3. 「Freq」コントロールを回して、50 Hz~16 kHzの範囲で中心周波数を調整します。
4. 「Freq」コントロールを押すと「Width」に機能・表示が切り替わります。「Width」コントロールを回して、中心周波数の前後 のベルカーブの幅を0.20~5.00オクターブの範囲で調整します。
Ch 1
Select Level
B3
Freq
PEQ 1 -3.4dB 250.0Hz Parametric EQ
Width
コンプレッサー/ゲートの機能を使う
コンプレッサー/ゲートのファンクションにより、ゲート、コンプレッサー、リミッター、ディエッサー、キックドラム用コンプレッサー のプリセットにアクセスできます。また、調整可能なパラメーターによりカスタマイズすることができます。
注: 「Type」コントロールを押すと、コンプレッサー/ゲートの設定がバイパスされます。コントロールをもう1回押すとバイパスが 解除されます。
注: 設定できるコンプレッサー/ゲートのプリセットはチャンネルあたり1つまでです。
Ch 1
Type Thresh Speed
Gate -80.0dB 50% Comp/Gate
操作
キックゲートを使う
キックゲートはBose®の独自技術で、マイクからのフィードバックのリスクを排除しつつ、キックドラムチャンネルの音量を上げる ことを可能にします。コンプレッサー/ゲートのメニューの中には、2種類のキックゲートの設定が含まれています。
1. キックドラムに適したマイクを接続します。
2. キックドラムに適したToneMatch®プリセットを選択します。
3. チャンネルの入力のトリムコントロールを調整して、最も激しくキックドラムを叩いたときに入力チャンネルのLEDが赤く光る 状態にします。その状態からトリムコントロールの調整を続けLEDが緑になるポイントを探します。これにより、チャンネルの 入力トリムレベルが最適化されます。
4. ロータリーセレクターで「Comp/Gate」を選択します。
5. 「Type」コントロールを回して、表示されるリストをスクロールダウンし、「KickGate 1: Regular」または「KickGate 2: Fast」をハイライトして、「Select」コントロールを押します。ツインペダルを使用して演奏するときはKickGate 2を選択して ください。
6. キックドラムを演奏してもらい、実際にパフォーマンスを行うときの音量までボリュームを上げていきます。
7. パフォーマンスを行うときに演奏する最もソフトな打音が聞こえることを確認します。
8. キックドラムをソフトに演奏してもらい、「Thresh」レベルを上げていくと、ある時点で打音が時々聞こえなくなる状態になり ます。ここから「Thresh」レベルを3 dB下げます。
E. De-Esser – プリセットされた圧縮比を持つサイドチェインドコンプレッサーで構成されたディエッサーです。スレッショ ルドとゲインの調整が可能です。ボーカルの歯擦音を抑えるように設計されています。
F. Noise Gate – プリセットされた速いアタックタイムを持つノイズゲートです。スレッショルドとスピード(リリースタイ ム)の調整が可能です。マイクや楽器からの不要なノイズの除去に適しています。
G. KickGate 1: Regular – プリセットされたアタックタイムを持つゲートです。スレッショルドとタイトネス(リリースタイ ム)の調整が可能です。キックドラム専用に設計されたBose®の独自技術です。この強固なゲートにより最大音量でも ハウリングが生じることはありません。PAシステムを通じてキックドラムの音量を可能な限り上げられます。
H. KickGate 2: Fast – キックゲート1とほぼ同様ですが、より速いテンポに対して最適化されています。ツインペダルを 使って演奏する場合はこの設定を選択します。
2. 「Select」コントロールを押してタイプを選択します。「Cancel」コントロールを押すと何もしないでそのまま終了します。
3. コンプレッサー1~3、リミッター、ディエッサー: 「Thresh」コントロールを回して、入力のスレッショルド(トリガー)レベルを-50 dB~0 dBの範囲で調整します。「Gain」コントロールを回して、0 dB~30.0 dBの範囲でゲインを調整します。コントロール の上方に表示されるゲインバーはゲインの削減量を表示します。このゲインバーを参考にスレッショルドを設定します。 ノイズゲート: 「Thresh」コントロールを回して、入力のスレッショルド(トリガー)レベルを-90 dB~-30 dBの範囲で調整しま す。「Speed」コントロールを回して、ゲートを閉じる速さを0%(最も速い)~100%(最も遅い)の範囲で調整します。「Ramp」
コントロールを回して、ゲートのスロープを0%(水平)~100%(垂直)の範囲で調整します。
操作
モジュレーションのエフェクトを使う
モジュレーションのファンクションでモジュレーション系のエフェクトを適用することができます。
注:「Type」コントロールを押すと、モジュレーションの設定がバイパスされます。コントロールをもう1回押すとバイパスが解除さ
れます。
1. 「Type」コントロールを回し、モジュレータータイプのリストを表示して、使いたいエフェクトをハイライトさせます。
A. Chorus 1: Brite – ウェットでかすかに揺らぐコーラスです。アコースティック楽器によく合います。ミックス量、深さ、ス ピードを調整することができます。
B. Chorus 2: Warm – コーラス1と似ていますが、高音域が少し減衰します。ミックス量、深さ、スピードを調整することが できます。エレキギターやベースによく合います。
C. Chorus 3: Dark – コーラス2に似ていますが、さらに高域を減衰させてダークなトーンに仕上げてあります。ミックス 量、深さ、スピードを調整することができます。エレキギターやベースによく合います。
D. Flanger 1: Tape – フィードバックなしのテープスタイルフランジャーです。ミックス量、深さ、スピードを調整すること ができます。エレキギターやベースに乗せるエフェクトとしてよく合います。
E. Flanger 2: Feedback – フランジャー1とほぼ同様ですが、フィードバックエフェクトがプリセットされています。
F. Phaser 1: Stomp – クラシックな「ストンプボックス」スタイルのフェイザーです。ワイドスイープのフェイザーです。ス ピードとフィードバックを調整することができます。エレキギターやベース、キーボードに乗せるエフェクトとしてよく合 います。
G. Phaser 2: Rack – クラッシックな「ラック」スタイルのフェイザーです。ポジティブミックスタイプのフェイザーです。ス ピードとフィードバックを調整することができます。エレキギターやベース、キーボードに乗せるエフェクトとしてよく合 います。
H. Phaser 3: Warm – ヴィンテージスタイルのフェイザーです。ポジティブミックスタイプのフェイザーです。スピードとフ ィードバックを調整することができます。エレキギターやベース、キーボードに乗せるエフェクトとしてよく合います。
I. Phaser 4: Brite – 低音域のないフェイザーです。ポジティブミックスタイプのフェイザーです。スピードとフィードバッ クを調整することができます。エレキギターやキーボードに乗せるエフェクトとしてよく合います。
Ch 1
Type Mix Depth
Chorus1 50% 50% Modulator
操作
Ch 1
Type Time Mix
Digital 250ms 30% Delay
Fdbk.
ディレイを加える
ディレイのファンクションにより、デジタルスタイル、アナログスタイル、テープスタイルのディレイのいずれかを適用することがで きます。
注:「Type」コントロールを押すと、ディレイの設定がバイパスされます。コントロールをもう1回押すとバイパスが解除されます。
1. 「Type」コントロールを回し、ディレイタイプのリストを表示して、使いたいエフェクトをハイライトさせます。
A. Digital Delay – リピートに色付けがないストレートなデジタルディレイのエフェクトです。ミックス量、時間、フィードバ ックを調整することができます。ギターやドラム、ボーカルとよく合います。
B. Analog Delay – リピートが時間とともに崩れていくクラッシックなアナログディレイのエフェクトです。ミックス量、時 間、フィードバックを調整することができます。ギターやドラム、ボーカルとよく合います。
C. Tape Delay – アナログディレイよりもリピートの崩れが大きいヴィンテージスタイルのテープディレイのエフェクトで す。ギターやホーン、ハーモニカ、ボーカルとよく合います。
2. 「Select」コントロールを押してタイプを選択します。「Cancel」コントロールを押すと何もしないでそのまま終了します。
3. 「Time」コントロールを回して、5 ms単位でディレイ量を調整します。「Time」コントロールを押して、ディレイテンポをタップ で入力することもできます。
4. 「Mix」コントロールを回して、ドライ信号(0%)とウェット信号(100%)のミックスを設定します。
5. 「Mix」コントロールを押して「Fdbk」設定に切り替えます。「Fdbk」コントロールを回して、ディレイフィードバックの量を調整 します。
リバーブを加える
リバーブのファンクションにより、選択されているチャンネルにユーザー調整可能な量のリバーブを適用することができます。リバ ーブのタイプを選択する方法は、27ページの「リバーブタイプを選択する」を参照してください。
注: 「Mix」コントロールを押すと、リバーブのエフェクトがミュートされます。コントロールをもう1回押すとミュートが解除されます。
Ch 1
Mix Bright
50% 50% Reverb
Menu
操作
グローバルファンクションの使用
グローバルファンクションにより、ミキサー全体の操作、あるいはすべてのチャンネル動作に影響する項目の設定を行うことがで
きます。
リバーブタイプを選択する
リバーブタイプのファンクションにより、すべての入力チャンネルに共通に適用されるリバーブのタイプを選択することができま す。減衰時間(Time)とバランス(Bal)が調整可能です。バランスは近距離反射と遠距離反射のミックス比をコントロールするパ ラメーターです。
注: 「Type」コントロールを押すと、リバーブがミュートされます。コントロールをもう1回押すとミュートが解除されます。
1. ロータリーセレクターで「Reverb Type」を選択します。
2. 「Menu」コントロールを押すか回して、リバーブを送る出力を選択します。メイン出力とAux出力に異なるリバーブを送るこ とも可能です。
3. 「Type」コントロールを回し、リバーブのリストを表示させます。
A. Plate – スタジオにある典型的なプレートリバーブのアンビアンスを再現します。時間とバランス(近距離反射と遠距離
反射のミックス比)が調整可能です。
B. Small – 小さな空間のアンビアンスを再現します。時間とバランス(近距離反射と遠距離反射のミックス比)が調整可
能です。
C. Medium – 中くらいの空間のアンビアンスを再現します。時間とバランス(近距離反射と遠距離反射のミックス比)が
調整可能です。
D. Large – 大きな空間のアンビアンスを再現します。時間とバランス(近距離反射と遠距離反射のミックス比)が調整可
能です。
E. Cavern(洞窟)– 極めて大きな空間のアンビアンスを再現します。時間とバランス(近距離反射と距離反射のミックス
比)が調整可能です。ユニークで面白いリバーブのエフェクトです。
4. 「Type」コントロールを回してリバーブリストをスクロールし、目的のリバーブタイプをハイライトさせます。
All Channels
Menu Type Bal.
Main Medium 50% Reverb Type
操作
Prefs
ユーティリティを使う
Prefsのファンクションにより、システムユーティリティにアクセスすることができます。
1. ロータリーセレクターで「Prefs」を選択します。
2. 「Menu」コントロールを回してリストをスクロールし、目的のユーティリティをハイライトさせます。「Select」コントロールを 押すと、ユーティリティが表示されます。
• Status – 各入力チャンネルに割り当てられているエフェクトを一覧表示します(表示のみ)。
• Input Level – すべての入力チャンネルのピークインジケーター付きレベルメーターを表示します。「Reset」コントロー ルを押すと、すべてのピークインジケーターがリセットされます。このレベルメーターはチャンネルの入力トリムコントロ ールの設定に役立ちます(17ページの「入力ゲインと出力ボリュームの最適化」を参照してください)。「Aux In」コントロ ールを押すと、Aux入力のレベルモニター表示に切り替わります(T8Sの場合は、「Ch 5-8」コントロールを押すと、ch5 ~ch8の入力レベルモニター表示に切り替わります)。
• Output Level – すべての出力のレベルメーターを表示します。メインL、メインR、USB L、USB R出力のレベルメータ ーが表示されます。「Aux」コントロールを押すと、Aux出力のレベルモニター表示に切り替わります。
Output Level Preferences
USB L Main L Main R
USB R
Menu Reset Aux Status
Ch 1 Mod Mod Mod Dly Cmp Rev
Rev
Rev Cmp
Ch 2 Ch 3 Ch 4 Menu
Preferences Cmp =コンプレッサー/ゲート
Mod =モジュレーション
Dly =ディレイ
Rev =リバーブ
Input Level Preferences
Ch 3 Ch 1 Ch 2
Ch 4
Menu Reset Aux In
ピークレベルインジケーター
操作
• Master Out EQ – マスター出力イコライザーはマスターミックス出力に適用可能な6バンドグラフィックイコライザーで す。中央のコントロールで増幅あるいは減衰させたい周波数バンドを選択し、「Level」コントロールで±18 dBの範囲で調 整します。
• USB B to PC – USBのL/R出力チャンネルを通して、選択したソースをコンピューターに送ることができます。ソース は、ch1~4(T8Sではこれに加えch5~8)、Aux入力、マスター、Aux出力1~2(T8Sではこれに加えAux出力3~4)から 選択することができます。
• USB B from PC – USBのL/R出力チャンネルを通して、コンピューターのソースを選択した送り先に送ることができま す。送り先は、「None」、「Aux In」、「Master」の中から選択できます。
+18 +12 +6 0 -6 -12 -18
125Hz Menu
Master EQ Preferences
Level
1. 「Left/Right」コントロールを回してソースをハイライトします。
2. 「Select」コントロールを押してソースを選択します。「Cancel」コントロールを押 すと何もしないでそのまま終了します。
3. 「Menu」コントロールを回してPrefsメニューリストに戻ります。
Left : Master Right : Master
Left Menu
USB to PC Preferences
Right
Left : Master Right : Master
Left Menu
USB from PC Preferences
Right
1. 「Left/Right」コントロールを回して送り先をハイライトします。
2. 「Select」コントロールを押して送り先を選択します。「Cancel」コントロールを押 すと何もしないでそのまま終了します。
操作
• Versions – DSPファームウェアのリビジョンを表示します。
• ToneMatch – T4S/T8Sに保存されているToneMatchプリセットバンクのリストを表示します。プリセットバンクについ ての最新の情報は、
www.Bose.com/livesoundを参照してください。
• L1 Power Stand – L1® Model 1S/IIパワースタンドと接続されている時は、画面に「Connected」と表示されます。
Versions
T4S v1.0.0
Menu
Preferences
C: Ovation Guitars B: Audix Mics. A: Taylor Guitars
Menu
ToneMatch Preferences
Connected
Menu
L1 Stand Preferences
シーンの読み込みと保存を行う
シーンはT4S/T8S ToneMatch® Mixerの状態のスナップショットです。
• シーンにはToneMatch Mixerのすべての設定とMute、FX Mute、CH Editボタンの状態が記憶されています。
操作
T4S/T8Sには3つのタイプのシーンがあります。
• Bose Scene(5シーン): 読み出し専用の工場出荷時にプリセットされたシーンです。編集したり上書きしたりすることはでき
ません。
• ユーザーシーン(10シーン): ユーザー定義可能なシーンで、好みの設定を保存したり呼び出したりすることができます。ユーザ ーシーンは必要に応じて何回でも上書きして更新することができます。
• シェアードシーン(1シーン): ユーザー定義可能なシーンで、T4S/T8S ToneMatch® Mixerの他のユーザーとシェアしたい設 定を保存することができます。シェアードシーンは、L1®アップデーターソフトウェアを使ってコンピューターにアップロードするこ とができます。このアップデーターソフトウェアは、www.Bose.com/livesoundで入手できます。
シーンの読み込み方法:
1. ロータリーセレクターで「Scenes」を選択します。
2. その時点で読み込まれているシーン名が太字で表示されます。「Load」コントロールを回してシーンリストをスクロールし、 目的のシーン名をハイライトさせます。
3. 「Select」コントロールを押してシーンを選択します。「Cancel」コントロールを押すと何もしないでそのまま終了します。
注:「Select」あるいは「Cancel」コントロールを10秒間押さないと、何もしないで元の「Scenes」画面に戻ります。何の変更も行
われず、操作前に読み込まれていたシーンがそのまま画面に表示されます。
4. 「Select」コントロールを押した場合は、「Are you sure?」と画面に表示されます。シーンを読み込むためには「Yes」コントロ
ールを押します。「No」コントロールを押すと、シーンの設定はそのままで、何も変えずに終了します。
注:「Yes」あるいは「No」コントロールを10秒間押さないと、何もしないで元の「Scenes」画面に戻ります。何の変更も行われず、
操作前に読み込まれていたシーンがそのまま画面に表示されます。
シーンの保存方法:
1. ロータリーセレクターで「Scenes」を選択します。その時点で読み込まれているシーンが表示されます。
2. 「Save」コントロールを回して、保存したいシーンをハイライトさせます。「Select」あるいは「Cancel」を押します。「Cancel」
を押した場合は、リスト表示から抜けて終了します。
All Channels
Singer/Songwriter
Load Shared Save
操作
3. 「Select」を押した場合は、「Rename」画面でシーン名を編集します。「Save」を押すと、その時に表示されている名前を使っ て手順4に進みます。
保存する前にシーン名を変更する方法:
シーン名を変更するために、以下の編集オプションが用意されています。シーン名の変更が終わったら、「Save」コントロールを 押して手順4に進みます。
• 文字の選択/変更を行う: 「Rename」画面が表示されている間は、「Cursor」コントロールを回して、シーン名の文字列中の
ハイライトを移動させることができます。変更したい文字やスペースにハイライトを移動させてください。「Select」コントロール を回すことで、ハイライト部の文字を変更することができます。
• 文字マップを使う: 「Rename」画面が表示されている間は、「Cursor」コントロールを回して、シーン名の文字列中のハイライ
トを移動させることができます。変更したい文字やスペースにハイライトを移動させてください。ここで「Select」コントロールを 押すと、文字マップが表示されます。「Select」コントロールを回すと、カーソルを左右に移動させることができます。「Up/Dn」
コントロールを回すと、カーソルを上下に移動させることができます。目的の文字がハイライトされたら「Select」を押します。選 択した文字で、シーン名でハイライトしていた元の文字が置き換えられます。
• clear(消去)、insert(挿入)、delete(削除)の機能の使い方: 「Rename」画面が表示されている間に、「Cursor」コントロール を回して、カーソル(シーン名の文字列中のハイライト部)を移動させます。「Cursor」コントロールを押すと、編集操作のメニュ ーが表示されます。「Select」コントロールを回して、使いたい操作をハイライトします。「Select」コントロールを押すと、その操 作が実行されます。
Clear Character – カーソルでハイライトされている文字を消去し、スペースに置き換え ます。
Clear All – テキスト行をすべて消去します。
Rename
J
r s t u v w x y z A B C D E F G H I
1 2 3 4 5 6 7 8 9 , ; / \ ( ) | + -K L MNO P Q R S TUVWX Y Z 0 a b c d e f g hij k l mn o p q
Cancel Up/Dn Select Scenes
Clear To End
Clear All Clear Character Rename
My S c e n e 0 1
Cursor Save Select
操作
4. 「Are You Sure?」と画面に表示されたときは、「Yes」コントロールを押すことで、そのシーンが保存されます。また、「No」コ
ントロールを押すことで、シーンを保存すること無く終了させることができます。
シーンをシェアする
T4S/T8S ToneMatch® Mixerの他のユーザーとシェアしたいシーンを作成した場合は、[To Shared Scene]のスロットに保存
することでシェアードシーンとして保存することができます。シェアードシーンは、L1®アップデーターを使ってコンピューターにアッ プロードすることができます。このアップロードされたシェアードシーンのファイルを他のT4S/T8Sユーザーのコンピューターに 送ることでシェアします。シェアードシーンを送られたユーザーは、L1アップデーターを使って、自分のT4S/T8Sにシェアードシー ンをダウンロードすることができます。L1アップデーターは、www.Bose.com/livesoundから入手することができます。
シェアードシーンの保存方法:
1. シェアしたいシーンを読み込みます(31ページの「シーンの読み込み方法」を参照してください)。
2. 「Save」コントロールを押してシーンリストを表示します。
3. 「Select」コントロールを回してシーンリストをスクロールし、「[To Shared Scene]」をハイライトさせます。「Select」あるい は「Cancel」を押します。「Cancel」を押した場合は、リスト表示から抜けて終了します。
4. 「Select」を押した場合は、「Rename」画面でシーン名を編集します(32ページの「保存する前にシーン名を変更する方法」 を参照してください)。表示されている名前をそのまま使う場合は、手順5に進みます。
Are You Sure?
Yes No
注: 「Select」あるいは「Cancel」コントロールを10秒間押さないと、何もしないで元の
「Scenes」画面に戻ります。何の変更も行われず、操作前に読み込まれていたシーンがそ
のまま画面に表示されます。
[To Shared Scene] My Scene 10 My Scene 09
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